●『エッグスタンド』(月村奎/ディアプラス文庫/新書館)
ISBN 4-403-52082-0

 過去にとらわれる歯科医と、自分の内面と外面のギャップに苦しむ男子高生のお話。(←酷い紹介…。でも、この作品は文句なくオススメ。)
 以前に白泉社花丸ノベルズより出ていたものを加筆・修正した上で、書き下ろしショートが一話加えられている。
 ノベルズで読んだのはずいぶん昔になりますが、今回文庫で読んでみても、加筆や書き下ろしによってノベルズの時の瑞々しさが損なわれることもなく、当時の感動が思い出されました。
 書き下ろしは短かったですが、甘く暖かく、とてもお得感がありました♪
 しかし、挿絵は前回の梧桐あささんから二宮悦巳さんに換わった事で、既にあった梧桐さんの挿絵が消えてしまう上、ノベルズ時代の読者にとってはイメージを損ないかねない事を考えると、少し残念かなぁ…とも思いました。
 前作の新装版『エンドレスゲーム』でも、挿絵が金ひかるさんになっていましたが、新書館さんの方針なんでしょう。
 
 
 
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 全然関係のない話。
 民事が提訴で、刑事事件の被害者当人が告訴で第三者が告発で、検察官がするのが起訴じゃなかったっけ?公訴だっけ?
 …と、先月号のビーボーイに載ってた『SEX PISTOLS』を読んでいて思っちゃいました。
 あの辺の言葉って、頭の中で入り乱れていてよく解りません(汗)

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